← 生油粕に盛んに繁殖菌糸を伸ばしたラン菌。
生油粕のセルロース、ペクチン、リグニンをラン菌が分解し、
この成分をラン菌がランに供給し、この糖分でランは生きる
エネルギーにする。
パフィオ栽培はSUGOI-neになる。
この理由はSUGOI-neは自生地の炭素循環を再現出来る唯一のコンポストだからである。
この驚愕の素晴らしい根張り。 説明の言葉は要らない。実証こそ真実である!!
上の写真
生油粕を与えて約1週間後になると生油粕にラン菌が繁殖する。
この状態になると炭素循環は大成功である。
この後に、このところにランの根は伸びだしてくる!!
上の写真から9ヶ月後
上の写真の生油粕のところに根は伸び張る。
ラン菌が分分解した糖を求めて伸びる。
←生油粕
炭素循環する方法
1 SUGOI-neで植える
2 SUGOI-ne源液1000倍液を時々与える。
3 生油粕を与える。
この場合の生油粕はランの肥料ではない!
ラン菌のエサである!
ラン菌はこの油粕を山の枯れ葉、落ち葉と認識して
ここに菌糸を伸ばす。
SUGOI-ne栽培は自生地の炭素循環を再現するシステムである
パフィオは完全な独立自養植物ではない。 腐生ランに近いDNAを持っている。
生育の超遅いパフィオが自生地で生きには、葉の光合成のみでは足りない。
この生育の遅いパフィオに肥料を多く与えれば・・・ナンプ病にかかり易い身体になる。
写真撮影 8年3月7日 金曜日 10:38:26
SUGOI-ne2号ゴールド植から約9ヶ月後の状態
この素晴らしい根こそSUGOI-ne栽培の炭素循環である。
自生地というのはこういう菌根になっている。
ラン菌が勝組み。
ナンプ菌は負け組み。
だから、自生地では誰も肥料与えない、消毒やらないでも生きられる。
この驚愕の根はどうやってなったのか!!
宇井清太のパフィオ栽培法は自生地のSUGOI-neによる炭素循環の構築である。
SUGOI-ne2号ゴールドでポリ鉢に山高に植えて(ウオータースペースなし)、
SUGOI-ne源液1000倍を与え、生油粕を与える。
このようにすると、ラン菌は生油粕を自生地の「枯れ葉」と認識して、
生油粕に繁殖し、種粕のセルロース、ペクチン、リグニンを分解して、
低分子の糖にまで分解する。
この糖に向ってパフィオの根は伸びて張る!!
この根の太さを見よ。
これが本来のパフィオの根である。
菌根。
したがってパフィオ栽培には、最も安い・・・
SUGOI-ne2号ゴールド。
SUGOI-ne源液。
生油粕。
尿素。
これで十分である。
この他のものは必要ない。
最もカネがかからないもので、最大の生育・・・・これがSUGOI-ne栽培である。
注
SUGOI-ne源液・・・・・生きたラン菌の濃縮液。
生油粕・・・・・・・・・・・菜種の種粕。
醗酵油粕は使用しない。
理由は・・・醗酵菌は乳酸菌、酵母菌などだから、
ラン菌が台無しになる。 ラン菌が負け組みになる。
SUGOI-ne栽培について
SUGOI-neを開発して満3年以上経過した。
この期間に多くの皆様から・・・主に失敗したご意見を聴いた。
そうして解かったことがある。
SUGOI-ne開発の目的、ラン菌が生息する意味・・・。
このことが全然念頭にない使い方をした人が多い・・・ということ。
これまでの水ゴケ、軽石、バークの延長線上でSUGOI-neを考えた人。
排水、保水・・・・SUGOI-neはそんな単純なことから開発したのでない。
前記したようにランの自生地は「炭素循環」による養分環境が最も重要であるが、
これまでのコンポストは炭素循環など全然考えもしなかった!!
SUGOI-neは革命である。
これまでのことを破壊するという意味を含んでいる。
したがって、SUGOI-ne栽培する場合は、これまでの経験、常識を当てはめないこと。
これまでの経験、常識というのは、ランの自生地を再現するどころか、
ランを泣かせる栽培だったからである。
でも、人間は過去にとらわれる。
間違いと解かっていても・・・・直すことに躊躇する。
ベテランはプライドが傷つく。
デモ・・・ラン作りは・・・・ランが立派に育って嬉しくない人はいない!!
ここが、根本である。
ならば、一日も早くSUGOI-ne栽培法をマスターすればよいことである。
炭素循環 その他の論文 クリック
パフィオ マリポエンセ
宇井清太のパフィオ栽培法 SUGOI-ne2号ゴールド栽培一年後の状態。
SUGOI-ne2号ゴールドで無造作に作れる。
石灰岩?
そんなもの関係ない。
そういう不毛の場所でも生きられるのは、そこにも材木腐朽菌(ラン菌)がいて、
炭素循環を行っているからである。
その貧しい栄養であるが・・・・それをラン菌から供給されて細々と生きつづけている。
完全な独立自養植物ではない。
己が行う光合成のエネルギーのみでは生き続けられないられない植物がランである。
老化しながら継続して生きてゆくには・・・炭素循環の「糖」が必要なのである。
これは種子からプロトコームになるときも同じ。
だから、ナドソンは培養基に砂糖を添加した。
まさに天才である。
貧栄養地帯の植物は・・・けなげに・・・・そうやって生きている。
極北のツンドラに生きているブルーベリーも同じ。
同じ貧栄養地帯に自生するものに「コマクサ」があるが、
ランとは全く進化の方向が異なる。
こういう植物に・・・・硝酸態窒素・・・をストレートに与えればどうなるか?
「ナンプ病」である。
パフィオのこの系統が「ナンプ病」に弱い?
自生地における炭素循環の状態なら・・・・病気など罹らないのである。
エネルギーが足りない!!
健全な体を作れない!!
その身体に・・・肥料!!
病気にかかれ・・・といっているみたい。
そういう誤った栽培法が・・・・パフィオの絶種に拍車をかける。
栽培法も確立していないに関わらず・・・・珍種アサリ。
それが・・・現在の日本の蘭界の姿である。
これまで、ラン界において自生地におけるラン菌による「炭素循環」を論じたものはいない。
全て肥料・・・「窒素循環」である。
誰も自生地で肥料など撒いたものはいないのに・・・・・。
SUGOI-neによって、ランの世界は一新する。
宇井清太は断言する。
10年後、必ず、現在の姿とは異なった・・・ランが喜ぶラン栽培になる。
宇井清太のパフィオ栽培法による一年後の状態
宇井清太 SUGOI-ne2号ゴールド
ツヤ イケダ’オオイソ’の栽培実験
SUGOI-ne2号ゴールド植え ツヤ イケダ ’オオイソ’
SUGOI-ne源液、 生油粕 紫外線カット、 散光
ペクチン潅水法による潅水、 葉温検温潅水
この栽培大系構築でSUGOI-ne、ラン菌による自生地の
炭素循環が見事に鉢内に構築された状態。
この根の太さ。 完全に菌根になっている。
他のコンポストでは絶対にこの太さにはならない。
上記の栽培大系でパフィオの栽培法は確立する。
これまでの栽培法は全面的に改訂されることになろう。
そもそもラン菌削除での栽培法には、説明の付かない
場面が出てくる。
シンジラレナイ・・・生育、増殖スピードになる。
ステムは杉皮ミックスの2倍の太さになっている。
5号鉢。 素焼鉢にポリ鉢カバー
ペクチン潅水法で潅水。
紫外線カットフィルムを張ると
ハダニがゼロになる。
ナンプ病が出ない。
石灰岩のところに自生するから・・・
コンポストに石灰岩をミックス?????
全然意味がない。
石灰岩が好きなのではない。
泣き泣き・・・そんなところで生きている。
そこのいるラン菌が好きなのである。
非常な悪条件下でもラン菌がいれば・・・
どうにか生きられる。
ラン菌が供給してくれる・・・・糖。
それをエネルギーにしている。
この糖のないコンポストでは、体が弱るから
「ナンプ病」が出るようになる。
恐らく多分、この宇井清太の栽培法が、
今後のパフィオに栽培法になる!!
ブラキも・・・・SUGOI-neで無造作に出来る
ことが実証されたからである。
SUGOI-ne1号満二年栽培
紫外線カットフィルム
40%ダイオネット
不織布。
葉の検温。
SUGOI-ne源液
潅水 ペクチン潅水法による潅水。
この組み合わせで、自生地を再現。
SUGOI-ne1号ラン菌による「炭素循環」の糖。
無造作に素晴らしい生育になる。
SUGOI-ne講座 パフィオの標準栽培法の確立
SUGOI-neによる炭素循環 パフィオ栽培法
宇井清太
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